脇本 雄太94期 福井
日本選手権、オールスター、グランプリを制して昨年の賞金獲得額は史上初の3億円を突破。最強ロードを突っ走り競輪史に名を残す存在へと登り詰めた。地元地区の記念で別格のパワーを見せ付ける。
古性 優作100期 大阪
グランプリチャンピオンとして昨年はGⅠ(全日本選抜・高松宮記念杯)2勝と責任を果たす活躍。連覇を目指したグランプリでは脇本雄太とワンツーを決め、今年もこの両者の連係が競輪界をリードしそう。地元近畿勢を牽引する。
新田 祐大90期 福島
昨年の寬仁親王牌を制して歴代4人目のGⅠグランドスラムを達成。S班に返り咲き今年は北日本のエースとして更なる期待を背負う。競技で活躍したスピードは素晴らしいものがあり、破壊力抜群の仕掛けを披露する。
平原 康多87期 埼玉
昨年もグランプリ制覇に届かなかったが、10年連続でS班に君臨する実力と実績は誰もが認めるトップレーサーの1人。経験値の高さを活かす立ち回りでどんな展開にも対応。総合力は最上級を維持。
佐藤 慎太郎78期 福島
競輪界を代表するマーカーとして今年もS班の座をキープ。別地区の選手と連係してもラインを機能させる仕事振りはさすがの域。前を走る自力型からの信頼は絶大で、限界を感じさせない走りは健在。
山田 久徳93期 京都
昨年は高松で古性優作を、松阪で三谷竜生を交して記念で2度の優勝。競輪祭では脇本雄太も抜いていてチャンスを逃さない決め脚は磨きがかかっている。ラインの先頭での競走も視野に入れ総合力を発揮。
三谷 竜生101期 奈良
日本選手権連覇含むGⅠ3冠、グランプリ2018年優勝の実績を誇る地元のエース。67周年以来の制覇へかかる期待は大きい。S班2人と共に近畿連係の中心になるのは間違いなく、地元記念のチャンスはものにしたい。
小松崎 大地99期 福島
昨年はGⅠで3度の決勝進出を果たしタイトル獲得が見えて来た。北日本の中核として大舞台で存在感を発揮。前を任せるケースも増え総合力はS班に匹敵。展開に応じた攻めで安定感は確実に増している。
他地区を圧倒する近畿勢
22年GP王者「脇本雄太」が登場!!
サポートするのは、GP準優勝の「古性優作」。10年連続SS班「平原康多」、北日本のSSコンビ、「新田祐大」「佐藤慎太郎」が牙を剥く!
北日本勢
グランドスラマーとなりS班に復帰の新田祐大が中心となる。強烈なスピードを活かした仕掛けでラインを強力に牽引。番手回りはご存じ佐藤慎太郎。徹底した仕事振りと戦術にも長けてラインを最善の方向へ導く。
このS班両者を軸に好メンバーが揃う。小松崎大地はトップクラスの総合力で優勝争いに参戦。連係のキーマンで先頭でも番手でも役割を果たす。飯野祐太も経験値は高く、長らく北日本を支えている存在。この福島4車が勝ち上がり、団結となれば他地区にとって脅威。
大森慶一、高橋陽介はラインを固め直線勝負で浮上を狙う。自在性が持ち味の阿部拓真は先頭を任されれば思い切った仕掛けも十分ある。
関東勢
関東の屋台骨を支える平原康多の存在感は絶大。長年ラインを引っ張って来た総合力は屈指。精神的な支柱としての役割も大きく、味方にとっては心強い存在。平原と共に豊富な経験を活かすのは諸橋愛。的確な仕事をこなして差し脚を発揮。
ラインの先頭で積極的な走りを見せるのは菊池岳仁。初の早期卒業で話題のデビューからヤンググランプリチャンプとなり、今年は勝負の1年になる。金子幸央、鈴木庸之の両者は共に自在性があり、どの位置を任されてもラインの戦力として機能する。
南関東勢
昨年のグランプリシリーズで好連係を見せた松井宏佑、北井佑季の神奈川機動型両者が強力にラインを引っ張る。松井は競技を退いて今後は競輪に全力投球。持ち味のスピードだけでなく、総合力を身に付けて上のステージを狙う。北井は一戦ごとにレベルアップ、迷いなく駆ける積極性が光り、先行1本の姿勢を貫き更なるパワーアップを狙う。
この両者をリードするのは和田健太郎。切れ味は相変わらず抜群で、コースが空けば確実に上位争いを演じる。東龍之介も目標を援護から差し脚伸ばす。
中部勢
中部地区は参加選手が少ないが、ラインを引っ張るのは皿屋豊。年齢を感じさせない走りは大駆けの魅力がある。ベテランの志智俊夫も元気一杯。依然として捲り兼備の決め脚は鋭く、波乱を演出か。
近畿勢
グランプリ制覇で年間賞金獲得額の最高記録を更新した脇本雄太、そこできっちりとワンツーを決めた古性優作の最強コンビがファンを魅了する。今年もGⅠ戦線を席巻する勢いの両雄が地元地区の記念で主役を務める。脇本が圧倒的機動力でラインを引っ張るだけに、この2人の連係がシリーズをリードするのは間違いない。
ここに続くメンバーも強力。地元の三谷竜生、将太の兄弟は地元記念に懸ける思いが人一倍。竜生は67周年を、将太は21年施設整備等協賛競輪で地元GⅢ優勝の実績があり今回も万全の仕上がりで臨む。
総合力に磨きをかけている山田久徳、積極的な仕掛けが持ち味の中西大と福永大智もラインにとっては貴重な戦力。更に地元戦に燃える中井太祐、山本伸一まで他を圧倒する布陣で遠征勢を迎え撃つ。S班コンビだけでも圧倒的だが、団結力を見せて他地区には優勝を譲れない。
中国勢
爆発力は競走得点以上の取鳥雄吾がラインにとって頼りの存在。自分の形に持ち込めばトップクラス相手でも互角に渡り合う。番手で援護するのは柏野智典。派手さはないが、堅実な仕事振りから差し脚を伸ばす。筒井敦史が岡山ラインを固めて直線勝負にかけそうだ。
四国勢
GⅠクラスのパワーを誇る太田竜馬が原動力となる。昨年後半から波は大きく調子と状態が鍵を握るが、トップクラスの機動力は間違いない。同県の久米良は戦歴を上げてレベルアップ。好連係から優勝争いに絡みたい。積極性がある石原颯の先行力にも注目したい。
九州勢
勢いが出て来た九州若手の中心的存在は嘉永泰斗。ラインの先頭なら自力が基本だが、いざとなれば何でもできる自在性も持ち合わせ勝負強い走りを披露している。総合力があり、実績も申し分ない山田英明が好連係から決め脚を発揮の場面も。
タイトルホルダーの園田匠は相変わらずの切れ味を披露。不利な展開になってもコースを見付け突っ込む鋭脚で上位争いへ。自力で仕掛けるケースは減ったものの、坂本健太郎の差し脚も見逃せない。
三谷 竜生101期
今年も奈良記念を走れる事に喜びを感じています。
今年は年男なので、しっかり結果を出していきたいと思います。
優勝出来るように頑張ります。
応援よろしくお願いします。
山本 伸一101期
『走姿顕心』記憶に残る奈良記念にします。応援して下さい。
中井 太祐97期
目指すは全レース1着!
ご期待を!
中井 俊亮103期
今年も奈良記念を走れることを嬉しく思います。
去年とはまた違う自分のレースを一戦一戦挑戦し持てる力を精一杯出し活躍できるよう頑張ります。
応援よろしくお願いします。
三谷 将太92期
今年も奈良記念に呼んでもらえて光栄です。昨年は体調の面でしっかりと調整しきれなかったので今年はしっかりと備えてこの大一番にのぞんで闘っていきます!
応援よろしくお願いします。
伊代野 貴照101期
一戦一戦悔いのないレースをしたいと思います。
応援よろしくお願いします。
栗山 俊介103期
一つでも上のレースを走れるように、4日間力を出し切ります。
応援よろしくお願いします。
元砂 勇雪103期
4日間一つでも上の着を目指し、しっかり走り切れるように頑張りたいと思います。
小笹 隼人105期
自分史上最高を披露します。
応援よろしくお願いします。
吉堂 将規115期
初めての地元記念。
しっかり見せ場をつくれるように頑張ります!
33バンクの中でも直線が極端に短く、4コーナーを回ってすぐゴールと言った感じ。先行したラインに分があるので、追込み型は勝負所で前々の位置にいないと苦しくなる。
決まり手は「先行-マーク」、「捲り-マーク」と筋での決着が圧倒的に多く、自力型の活躍が目に付く。
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